AceCombat世界の年表(TimeLine)

※NOTICE 

注釈一覧

  • AC3=ACE COMBAT3
  • AC04=ACE COMBAT04
  • AC5=ACE COMBAT5
  • AC0=ACE COMBAT ZERO
  • AW=ACESWEB。シリーズ公式ページ。
  • WN=ACESWEB内のWorldNews。頭にどのシリーズのものかを数字で表す。
  • 5PG=攻略本。エースコンバット5・パーフェクトガイド。ベルカ戦争に至る年表付き。
  • 0PG=攻略本。エースコンバットゼロ・パーフェクトガイド。
    • M=Mission
    • AR=アサルトレコード

???(年代不明) 

ACE COMBAT 

国際テロリストが世界中で同時テロを起こす。傭兵航空部隊によってこれを鎮圧。

ACE COMBAT 2 

首脳陣が本国から離れている隙を突いてクーデター軍は各地の重要施設を制圧。将校の大量喪失で正規軍に頼れぬ各国は傭兵を結集、傭兵航空部隊スカーフェイスが組織される。傭兵部隊の活躍によりクーデター軍は壊滅。

ACE COMBAT X 

内戦が終結した南オーシア大陸のレサス民主共和国が隣国オーレリアへの侵攻を開始し、ほぼ全土を掌握。しかしオーレリア空軍グリフィス隊のエースパイロット・グリフィス1の活躍を中心とした反攻により、レサスは敗北する。

この3作品はいつの時代の物語か不明。1については世界が同じかどうかも不明。2の舞台はユージア大陸であり、世界観が同一である。Xには2に登場するXFA-27が「 かつて最強を目指した」という紹介で登場することから2の後である。また、5に登場したジュネットが出てくること、そして「多国籍企業」が実験的に開発した、コフィンシステム搭載の架空機が多数登場することから、5と3の間か。ムービーから2020年のクリスマスまでには戦争が終結していることが分かる。

                                            --------------------------------------------                                             

1500年代 

オーシア海軍、第3艦隊を創設<AW/5WN>。

1905年 

オーシア戦争が勃発。ベルカ公国軍が人類初の航空機を兵器として導入。ベルカ空軍が誕生<AW/0WN>。

1910年 

オーシア戦争終結。空軍特務大臣のフランクリン・ゲルニッツによりベルカ空軍増強<AW/0WN>。

1947年 

アントン・カプチェンコ、ディトリッヒ・ケラーマン誕生。

1970年代 

ベルカ連邦東部諸邦で民主主義を掲げた紛争が頻発。レクタ紛争の中ディトリッヒ・ケラーマンの率いるベルカ空軍第51航空師団第105戦闘飛行隊、ズィルバー隊がマインツ山地上空戦で制空権を奪い陸軍がコール市を占領(AW/0WN)。

1981年 

ベルカ連邦、BMD(弾道ミサイル防衛計画)を始動。これにより防衛型レーザー兵器エクスキャリバーの開発を開始<?>。

1985年 

ベルカ沖合で不明機が領空侵犯するヴェーレ事件が発生、スクランブル発進したベルカ軍機がこれを撃墜<AW/0WN>。

ベルカは『ペンドラゴン計画』に着手、大量報復兵器や科学レーザ砲の開発が始まる。同計画にはアントン・カプチェンコが関与<0PG>。

1986年 

ユークトバニア連邦共和国とカルガ共和国との間でチュメニ紛争勃発。ジミトル上空で連邦空軍第9師団とカルガ空軍北部方面隊が交戦、両軍航空隊壊滅。この戦闘で後のベルカ戦争で活躍したシュバルツェ隊の隊長ドミニク・ズボフが頭角を現す<AW/0WN>。

1987年 

ベルカ公国を盟主とする連邦時代。軍事支出の増大から、ベルカは東部諸邦に駐屯するベルカ軍を維持できなくなり、本国へ引き上げさせる<5PG>。

ユークトバニアのロムヌイ共和国のへウム政権クーデターが発生し連邦空軍第9師団が多大な被害を出しつつ鎮圧<AW/0WN>。

1988年  

2月8日、ベルカの経済が深刻な不況に陥る。連邦法が改正され、東部諸邦の一国が独立<日付は5PG>。Monsを首都にしているのでおそらくゲベート共和国<AC0/オープニング>。

5月12日、上から推測するにおそらくウスティオ共和国独立<AC0/オープニング・日付は5PG>。

1991年 

8月29日、ベルカは外貨獲得のために東部諸国(独立2国とサピン、ファト)に領土を売却する。またオーシアに五大湖南北帯と北方諸島を、五大湖地下資源の優先採掘権と引き換えに割譲。さらに東部独立2国が民族分布に基づき分割される<5PG>。

領土売却をもってしてもベルカの不況は解消できず、社会的な不安を背景に極右政党「ベルカ民主自由党」が台頭していく<AW/0WN>。

1992年 

ベルカ民主自由党が単独過半数を占める与党となる<AW/0WN>。

1994年 

地球へ接近する小惑星「1994XF04」が発見され、後にユリシーズと命名される。ユージア諸国は小惑星対策のために世界各国に協力を要請<AW/04WN>。

5月10日、ベルカ絶対防衛戦略空域B7Rでベルカ空軍第2航空師団第52戦闘飛行隊の''デトレフ・フレイジャー少佐がウスティオ共和国空軍の飛行隊と交戦、Su-27を3機撃墜する。また5日後の同空域の戦闘で、5機のF-16Cを撃墜し銀十字徹章を受賞する<AW/0WN>。

ベルカ公国、エクスキャリバーを完成させる<AW/0WN>。

1995年 ACE COMBAT ZERO 

3月25日ウスティオ共和国に膨大な天然資源発見の報を機に連邦法改正の無効を宣言したベルカが周辺国に対して宣戦布告。
ベルカ戦争が開幕する。
準備不足の各国は、実力ある伝統のベルカ空軍を前に敗走。
3月末までに東のファト及びゲーベトが戦線を構築する前に空軍に突破され東部一帯が占領、ウスティオは山岳地を除くほぼ全域が占領される。
ウスティオ臨時政府は残された「第6航空師団」を外国人傭兵航空部隊として緊急再編、ヴァレー空軍基地を拠点にベルカに対して抵抗を続ける<AC0/オープニング>。
4月2日クロスボウ作戦。
ヴァレー空軍基地にベルカ爆撃機編隊が接近。
第66航空部隊所属ガルム隊の活躍によりこれを全機撃墜する<AC0/M1>。
ウスティオ、オーシア、サピンは連合軍を結成し、反攻を開始する。
戦域を拡大しすぎたベルカは、少数精鋭の空軍のために地上支援を効果的に行えず、後退を続ける。
4月15日ローゼライン作戦。
サピン国内の補給路である国道171号線を連合軍が奪還<AC0/M2>。
4月20日チョーカーワン作戦。
ガルム隊がB7Rへ侵入。
ベルカ軍エース部隊を撃墜。
オーシア艦隊が移動を始める<AC0/M3>。
4月24日戦域攻勢作戦計画4101号。
連合軍はフトゥーロ運河を奪還<AC0/M4>。
ウスティオ解放へ向けての用意が整う。
5月12日ヴァーシティー作戦。
連合軍はウスティオに侵攻、首都付近のソーリス・オルトゥスにオーシア軍の空挺部隊を投入、強襲し占領<AC0/M5>。
5月13日コンスタンティーン作戦。
ウスティオの首都ディレクタスが解放される。
ウスティオ方面軍司令部が壊滅したベルカ軍は本国へ撤退し、国境線は開戦以前に戻る<AC0/M6>。
5月17日ヘルバウンド作戦。
連合軍は核査察を名目にベルカ本国へ侵攻。
ベルカ南部戦線、通称ハードリアンラインのグラディサント要塞を突破し北上<AC0/M7>。
ベルカ軍は防衛線の構築もできずに北への敗走を繰り返す。
5月19日ダイナモ作戦。
ベルカ軍第二次防空ラインに横たわるシェーン平原の対空陣地を攻撃。
陣地の破壊には成功するも、エクスキャリバーにより連合軍は損害を被る<AC0/M8>。
5月23日ジャッジメント作戦。
ベルカ防空の要である長距離レーザー兵器エクスキャリバーがガルム隊とクロウ隊を主力とする傭兵部隊9機によって破壊される<AC0/M9>。
5月27日正午連合軍は国際会議場にてベルカ絶対防衛戦略空域B7Rの不可侵条約を永久破棄することを正式表明。
同時刻にバトルアクス作戦を決行、B7R進撃を開始する。
防衛部隊との大規模な空戦で連合軍制圧部隊は実に4割以上の航空機を失う。
しかしガルム隊の増援により連合空軍は体勢を立て直し反撃。
激戦の末に空軍エース部隊の多数を失い、ベルカ軍は敗退、B7Rを占領する。
この頃、南ベルカに厭戦気分が漂い始める。
南部諸都市が非武装都市宣言を行い、連合軍の進駐を受け入れる<AC0/ムービー>。
ベルカ軍はノルトベルカの入り口であるスーデントール市を中心に防衛線を展開、シュティーア城を本拠地とする。
南ベルカ国営兵器産業廠(後のノースオーシア・グランダーI.G.社)で生産された未塗装の兵器と「灰色の男たち」がこの籠城戦で活躍<5PG>。
6月1日カニバル作戦。
連合軍がホフヌングを空爆<AC0/M10>。
6月5日バルトライヒの決戦。
連合軍はスーデントール包囲に軍の3個軍を残し、矛先を転じてバルトライヒ山麓のベルカ軍に対して攻撃を仕掛ける。
山道で身動きの取れないベルカ軍は大打撃を被る<5PG>。
6月6日ラヴェージ作戦。
ベルカ軍は7発の戦術核をバルトライヒ山麓に投下。
公式記録では死傷者は12000人を超える<AC0/ムービー>。
連合軍は大混乱に陥り、その隙を突いてスーデントールのベルカ軍が突破を図る。
電磁パルスの影響で電子機器が使用できぬ中、凄惨な消耗戦が続く<5PG>。
この際、ガルム隊2番機ラリー・フォルクが逃亡。
その補充としてクロウ隊3番機パトリック・ジェームズ・ベケットがガルム2となる<AC0/M11>。
6月13日ストーンエイジ作戦。
シルム山のイェリング鉱山に立てこもるベルカ軍残党を第6航空師団が攻撃<AC0/M11>。
6月20日ブルーム作戦。
アンファングのベルカ軍残党を第6航空師団が攻撃<AC0/M12>。
ただし、ベルカ兵にはアンファングは投降地点と伝えられていた<AW/WN/ある兵士の記録>。
6月20日ルーメンで停戦条約が締結され、ベルカ戦争が終結する。
ベルカ連邦は解体。
南ベルカをオーシアに割譲、ノースオーシア州と名称を変える<AC0/ムービー>。
戦犯としての追及を逃れるため、一部のベルカ軍将校(灰色の男たち)が地下に潜伏。
また、V2の研究開発も極秘裏に継続される<5PG>。
12月25日ヴァルキューレ作戦。
国境なき世界」がクーデターを起こし、旧ベルカ軍の大型ガンシップXB-O(フレスベルク)でルーメンを空爆。
ガルム隊がこれを撃墜する<AC0/M15>。
12月31日V2を格納していたアヴァロンダムをクーデター軍が旧ベルカ軍より接収、V2の起動を画策する。
連合空軍は総力を結集してアヴァロンダム攻撃作戦を実行。
11:00時サンダーボルト作戦。
ガルム隊はアヴァロンダムへの途上のB7Rでクーデター軍エース部隊と交戦。
これを撃墜せしめる<AC0/M16>。
15:00時ポイントブランク作戦。
連合軍航空隊の支援の下ガルム隊を含む22機の攻撃飛行隊は谷沿いにアヴァロンを目指す。
クーデター軍の強固な対空陣地に到達までに、ガルム隊の2機を残し攻撃飛行隊は全滅。
しかし2機の活躍でアヴァロンダムは陥落<AC0/M17>。
15:10時ゼロ。
突如現れた不明機との戦闘で2番機を失うもガルム1が死闘の末撃墜。
V2の脅威も去る<AC0/M18>。
こうして多くの謎を残したまま全ての戦争は終結する。

1998年 

(おそらく)この頃、隕石迎撃砲ストーンヘンジが完成する<?>。

1999年 

7月8日、小惑星ユリシーズがロシュ限界点を突破。最初の2週間で50万人が死亡。大陸全体のGDPにして18ヶ月分の被害を受ける。さらに隕石の破片が断続的に降り注ぐようになる<AW/04WN>。

2003年 

エルジア共和国が中立国サンサルバシオンへ電撃的侵攻。猛烈な空爆とそれに続く3日間の地上戦の末に首都サンサルバシオンを制圧する。同時にエルジアはストーンヘンジを接収し、これを対空迎撃砲として運用する<AW/04WN>。

このエルジアの侵攻に対し、ユージア各国はISAF(Independent States Allied Force:独立国家連合軍)を結成する。しかし、ストーンヘンジによってISAFの航空戦力は大打撃を被り、制空権を完全にエルジアに掌握される。航空支援が受けられぬISAF地上軍は敗退を続け、東海岸へと撤退していく<AW/04WN>。

ISAFは特別に編成した航空部隊によってストーンヘンジ攻撃を行うも、ストーンヘンジ防衛のために編成されたエース集団「黄色中隊」によって全滅。さらに東部の主要都市ロスカナスが陥落、ISAF総司令部は大陸の放棄を決定し、ノースポイントへと本営を移す。これによって大陸の過半はエルジアの制圧下に置かれる<AW/04WN>。

2004年 ACE COMBAT 04 

ISAFはノースポイントで戦力の再編に取り掛かる。エルジアは無敵艦隊と言われるエイギル艦隊でのノースポイント侵攻準備を始めリグリー飛行場に爆撃機編隊を結集し、ISAFに止めを刺すべくノースポイントへ空爆を仕掛ける。9月19日、メビウス1が初陣で侵攻する爆撃機を全て撃退する。以降、ISAFは徐々に反抗に転じる。

10月5日、ISAFはリグリー飛行場への奇襲によって爆撃機編隊を壊滅させ、ノースポイントへの脅威を減じる<AC04/M2>。10月10日、ISAFはシェズナ山頂のレーダーサイトを空爆し、エルジアの監視網に穴を開ける。これによってセントアークからのISAF残存部隊の撤退が成功する。

11月7日、ISAFはコンベース港への空中輸送部隊を攻撃。 11月19日、ISAFは石油化学コンビナートを空爆。これらの作戦によってエイギル艦隊の補給を絶ち、出動を阻止することに成功する。11月23日、ISAFはコンベース港のエイギル艦隊を奇襲攻撃。旗艦タナガー、イージス艦レイヴン、空母ジフォンなど主力艦多数を失いエイギル艦隊は壊滅的打撃を受ける。これによってノースポイントに対する脅威を完全に消滅させる。

12月16日、ISAFはフェイスパーク地方の太陽発電所を空爆、エルジア軍需工業地帯の電力生産に打撃を与える。しかし、ストーンヘンジの迎撃により多数のISAF機が撃墜される。 12月31日、コモナ諸島のロケット発射基地で偵察衛星の打ち上げが行われる。これを阻止せんとエルジア軍飛行隊が襲来、両軍合わせて航空機200機以上が参加する、歴史上最も大規模な航空戦が行われる。航空戦はISAFの勝利に終わり、偵察衛星は無事打ち上げられる。

ビンセント・ハーリングがオーシア連邦大統領に選出される。

2005年 ACE COMBAT 04 

1月24日、ISAFは大陸への反攻第一波として、上陸作戦であるバンカーショット作戦を実施。上陸部隊が3つの海岸へ上陸。激しい地上戦の末作戦は成功し、反撃の橋頭堡が築かれる。 2月28日、ISAFは大陸東部のエルジア防衛線である「タンゴ線」のイスタス要塞を突破、ロスカナスの奪還に成功する。 3月14日、ストーンヘンジの開発技術者がISAFへの亡命を希望。彼らの乗った旅客機がロスカナスへ向かうも、エルジア軍機によって追撃を受ける。メビウス1がエスコート機となり、旅客機の救援に成功。技術者よりストーンヘンジの情報を入手する。

4月2日、ISAFは情報を元にストーンヘンジ攻撃作戦を実施、小規模な航空隊がストーンヘンジを強襲し、メビウス1の活躍でストーンヘンジの撃破に成功する。救援に現れた黄色中隊と交戦になるも、メビウス1が黄色中隊所属機である黄色4を撃墜。作戦はISAFの完全勝利に終わり、エルジアの航空優勢は揺らぎ始める。また、この頃から、メビウス1はエルジア軍将兵に「リボン付き」と呼ばれるようになる。

5月7日、エルジアから帰還したU2偵察機が最終兵器メガリスの情報をもたらす。 6月18日、ISAFは大陸北部での上陸作戦を実施。これに対しエルジアは巡航ミサイルを発射する。メビウス1が派遣され、巡航ミサイルの撃墜に成功、上陸作戦も完了する。ISAFの反攻は順調に進み、大陸中央部まで奪還する。

7月10日00:00時、サンサルバシオン解放作戦が実施される。攻撃開始と同時にレジスタンスが決起し、灯火管制を解除。ISAFは航空攻撃と地上軍の綿密な連動によって旧市街、新市街、空港を奪取する。エルジア軍は市街を焦土と化すべく爆撃機編隊を派遣するも、ISAF空軍の活躍によって市街の損害は最小限にとどめられる。サンサルバシオンは解放され、エルジア軍は西方へと撤退する。

エルジア軍はランバート山脈とアンバー山脈に挟まれた平野、いわゆるウィスキー回廊を中心に大規模な戦車隊を配備、最終防衛線を展開する。 8月15日、ISAFはウィスキー回廊の突破を企図するサンドストーム作戦を実施。兵力差はISAF軍機甲部隊の二乗に比例する量の大戦車集団と何重もの防御線を構築していたエルジア軍がかなり優勢な状況であったが、空軍の驚異的な航空支援によりISAF軍機甲部隊は突破に成功、エルジア首都ファーバンティへの道を開く。

9月19日夕刻、ISAFはエルジアを屈服させるべく、総力を結集してファーバンティへの包囲戦を実施する。地上軍が東部のジョンソン記念橋、および水没した南部から上陸し市街へ突入、エルジア軍総司令部へと包囲網を狭めていく。航空部隊はエルジア軍の援軍の進入経路であるシルバーブリッジを落とし敵守備隊を孤立させ地上軍を支援する。陥落間際、黄色中隊が到来する。メビウス1がこれを迎え撃ち、隊長の黄色13を含む5機全機を撃墜する。間もなく総司令部に地上軍が突入、総司令官も自害。抵抗を続けるエルジア軍に対して降伏勧告が行われる。 翌日1200時、エルジアはISAFの降伏勧告を受諾。

9月26日、降伏を認めないエルジア軍一部将校が最終兵器メガリスを起動させる。メガリスはロケットによって衛星軌道上に残る小惑星のかけらを人為的に落下させる兵器であった。ISAFは急遽メガリス破壊のために空軍からエースを選抜。メビウス1を中心とする飛行隊は全機が「リボン付き」のエンブレムを付けていた為メビウス中隊と呼称された。メガリスへ向かう10機からなるメビウス中隊に対して、ジャン・ルイの指揮する新生黄色中隊15機が立ちはだかる。メビウス中隊は死闘の後これを撃墜し、メガリスへの攻撃を開始。メガリスは沈黙し、3年に及んだ大陸戦争は終結した。天災とこの戦争で2000万の死傷者が出る。

戦域攻勢作戦計画4101を含む、ベルカ戦争に関する情報が一部開示される。 オーシアのテレビ局OBCのドキュメンタリー番組でベルカ戦争の真実が伝えられる。

2006年 ACE COMBAT Operation Katina 

大陸戦争の結果、エルジアはISAFの制圧下に置かれ、武装解除されることとなった。しかし、これを受け入れない一部将校が、「自由エルジア(Free Erusea)」を名乗り抵抗を続け、旧軍事工廠を奪取する。ISAFは特別掃討作戦を計画、これをカティーナ作戦と呼称。前大戦で活躍したメビウス1の活躍によって自由エルジア軍は壊滅。ユージア大陸の戦乱は収まった。

2007年 

リエース派統一戦線がエストバキア首都を占領。この頃から同国内で軍閥による内戦が本格化する。

2008年 

ビンセント・ハーリングが信任され、二期目のオーシア大統領を務める。

2010年 ACE COMBAT 5 

9月23日、オーシア連邦領空を国籍不明機が侵犯。訓練中の国防空軍第108戦術戦闘飛行隊のサンド島分遣飛行隊"ウォードッグ隊"が迎撃に向かい、航空戦が行われる。しかし、事態の深刻化を避けるため、戦闘は極秘とされる。 翌9月24日、再び国籍不明偵察機が領空侵犯、ウォードッグ隊に追跡命令が下る。不明偵察機の救援に戦闘機隊が襲来、ウォードッグ隊と交戦となる。不明偵察機は墜落し、事態は再び秘匿される。

9月27日、国籍不明の不審船がサンド島に接近、ウォードッグ隊の出撃に、三度不明機が襲来、交戦となる。この戦闘で不審船のミサイル攻撃でウォードッグ隊隊長ジャック・バートレット大尉が撃墜され行方不明となり、新米パイロット、TACネームブレイズが隊長代理となる。同日昼、ユークトバニア連邦共和国がオーシア連邦に宣戦布告。環太平洋戦争が勃発する。ユークトバニアは宣戦布告と同時にセントヒューレット軍港を攻撃し、停泊中のオーシア第3艦隊の撃滅を狙う。空母ケストレルを中心とする第3艦隊は多大な被害を被るも封鎖線を突破し、外洋に逃れることに成功する。 同日夕刻、ユークトバニア軍がサンド島を空襲、ウォードッグ隊はこれを撃退。この際、基地に向かっていたウォードック隊中隊長のフォード中佐が敵機に撃墜され戦死。ウォードッグ隊にハンス・グリム一等航空士が加わる。ブレイズが正式にサンド島分遣隊の隊長となる。

9月30日、オーシア国防海軍空母艦隊は内海での再編成のため、イーグリン海峡を通過した際にユークトバニア軍の攻撃を受ける。ユークトバニアのミサイル潜水空母シンファクシの散弾ミサイルによって、空母ヴァルチャー、空母バザードが沈没、航空隊にも大損害が出る。 10月3日、オーシアは大気軌道宇宙飛行船アークバードの軍事利用を決定、レーザー兵器を搭載するため、バセット国際宇宙基地でSSTOの打ち上げを企画する。これを阻止せんとユークトバニア軍が空挺戦車部隊と巡航ミサイルで攻撃を仕掛けるも、基地守備隊とウォードック隊の援護でSSTOの打ち上げは成功する。 10月4日、ユークトバニア艦隊がサンド島制圧作戦を実施。ウォードッグ隊とハイエルラーク基地より配属された新米飛行隊、アークバードのレーザー攻撃によってこれを阻止。さらに潜水空母シンファクシを撃沈する。この戦闘で、散弾ミサイル攻撃によって新米飛行隊は壊滅。

10月22日、和平交渉のためノースポイントへ向かうビンセント・ハーリング大統領の乗る輸送機がハイジャックされる。パイロット、およびハイジャック犯が死亡し、輸送機はエイカーソン・ヒルに不時着。オーシア国防空軍8492飛行隊がこれを保護する。 10月22日、和平交渉のためノースポイントへ向かうビンセント・ハーリング大統領の乗る輸送機がハイジャックされる。パイロット、およびハイジャック犯が死亡し、輸送機はエイカーソン・ヒルに不時着。オーシア国防空軍8492飛行隊がこれを保護する。(エイカーソンヒル事件) 10月25日、SSTOに紛れ込んだ爆発物により、アークバードの動力部が損傷、行動不能となる。

11月1日、オーシア軍がユークトバニア本土への上陸侵攻作戦「フットプリント作戦」を実施。陸軍の精鋭4個中隊がウォードッグ隊の支援の下バストーク半島に上陸し防御陣地および要塞を攻略、橋頭堡を築く。 11月2日、ユークトバニアの工科大学が不明機によって攻撃され市民が死傷する。現場付近で追撃任務中で犯人と目されたウォードッグ隊は、オーシア首都オーレッドへ査問のために召還される。 11月4日、ユークトバニアコマンド部隊によって、アピート国際空港、バーナ学園都市が襲撃されるが、ウォードッグ隊の投入でこれを沈静化。 11月7日、戦線に復帰したウォードッグ隊はユークトバニア軍の軍事施設を攻撃。 11月13日、ウォードッグ隊がラーズグリーズ海峡で補給作業中のシンファクシ級潜水空母リムファクシを奇襲、撃沈。散弾ミサイルの脅威から逃れたオーシア地上軍が大規模な攻勢を開始する。

11月17日、ユークトバニア軍の捕虜収容施設が発見され、海兵隊による救出作戦が実施される。作戦終了間際、防空任務中だったウォードッグ隊のケイ・ナガセ大尉がSAMによって撃墜される。翌11月18日、ナガセ大尉の救出に成功。 11月25日、デザート・ブリッツ作戦、およびデザート・アロー作戦が実施され、オーシア軍爆撃機部隊と戦車連隊がジラーチ砂漠のユークトバニア軍施設を壊滅させ首都へ向け前進する。 11月29日、ノヴェンバー市で平和式典が開催され、ウォードッグ隊が展示飛行を行う。式典の最中にユークトバニア軍の数個戦闘飛行隊が襲来、ウォードッグ隊と交戦になり孤軍奮闘する。援軍の到着を待たずして隊員のアルヴィン・H・ダヴェンポート大尉が撃墜され戦死する。

11月下旬、オーシア軍はユークトバニア首都シーニグラードの東まで接近し最終防衛線の要、クルイーク要塞を攻撃する。12月1日までに、ネルソン中佐の率いるオーシア陸軍フェルデランス機甲部隊が航空隊と共に2度攻撃するも基地守備軍と精鋭航空防衛隊ヴィスナ隊の反撃で攻略失敗。

12月6日昼前、フェルデランス機甲部隊がウォードッグ隊の航空支援の下クルイーク要塞に3度目の突破攻撃を仕掛ける。激戦の後、同隊が要塞を突破。半日で要塞を陥落させる。攻撃からの帰路、ウォードッグ隊はユーク山脈で所属不明機編隊により襲撃を受ける。 12月7日、ウォードッグ隊はベルカ公国のスパイであったサンド島副官アレン・C・ハミルトンの策略にはまりユークのスパイ容疑がかかる。ピーター・N・ビーグル特務少尉の導きによって練習機でサンド島より脱出。8492飛行隊の追撃を振り切り、戦争の裏側を知る空母ケストレル隊と合流。ウォードッグ隊にケストレル艦載機部隊の分隊長、マーカス・スノー大尉が加わる。

12月8日、第3艦隊所属の情報収集艦アンドロメダが、ベルカ国内で囚われの身となっていたハーリング大統領の情報を入手。救出作戦が実施され、シュティーア城から海兵隊がハーリング大統領を救出する。ウォードッグ隊は大統領直属戦闘飛行部隊となり、ラーズグリーズ戦闘飛行隊と改称。 12月11日、イエリング鉱山の強行偵察を実施。ベルカとユークトバニア、そしてアグレッサーとして潜入していたベルカ空軍オヴニル・グラーバク飛行隊のつながりが明らかとなる。12月12日、ラーズグリーズ隊がイエリング鉱山を爆撃、核兵器を封印するも、一部がすでにユークトバニアに流出していたことが明らかとなる。 12月16日、ユークトバニアのレジスタンスが核兵器を奪取。解体中にユークトバニア軍の攻撃を受けるも、ラーズグリーズ隊がこれを撃退。さらに増援に現れたベルカ公国空軍オヴニル戦闘機隊と交戦、これを全機撃墜する。 12月19日、ベルカ人により奪取され、ユークトバニアのオクチャブルスクへ核攻撃に向かうアークバードをラーズグリーズ隊が追撃、セレス海上空で撃墜。

ハーリング大統領は国民に戦争の真実を伝えるため、海兵隊と共に首都オーレッドへ向かう。 12月23日、行方不明となっていたバートレット大尉とレジスタンスが、軍のクーデターによって捕らわれていたユークトバニア首相セリージャ・ヴィクトルヴィッチ・ニカノールを救出する。ラーズグリーズ隊の支援の下ユーク野戦飛行場から航空機を奪い脱出、ケストレルと合流する。さらにこの際、ラーズグリーズ隊はオーシア空軍8492飛行隊、正式名称ベルカ公国空軍グラーバク戦闘機隊と交戦、これを全機撃墜する。 12月29日、セレス海を航行する第3艦隊の前にユークトバニア艦隊が立ちふさがる。ニカノール首相の呼びかけにより、ユークトバニア艦隊は分裂、ミサイル駆逐艦グムラクを先頭に一部が第3艦隊と合流。ユークトバニア艦隊、さらに途中で襲来したオーシア艦隊と交戦になるも、ラーズグリーズ隊により全て制圧される。

12月30日、ノースオーシア(南ベルカ)・スーデントールにあるノースオーシア・グランダーI.G.本社実験施設(シャンツェ)から、ベルカ戦争時に旧ベルカ軍が開発した大量報復兵器V2を搭載した宇宙プラットホームSOLG(戦略衛星軌道砲)へ信号が送られていることを突き止める。 直後、潜水艦からの対艦ミサイル2発によって空母ケストレルは沈没、間一髪で飛び立ったラーズグリーズ隊はスーデントールを目指す。同時刻、オーシア首都オーレッドの大統領官邸で、ハーリング大統領とニカノール首相が共同声明を発し、停戦が呼びかけられる。 さらにスーデントールへ向かうラーズグリーズ隊にハーリング大統領の呼びかけに応じたオーシア・ユークトバニア両軍が合流し、グランダーI.G.本社に総攻撃をかける。 航空機大部隊の直接支援の下、オーシア空挺旅団第一大隊がコントロール施設へ降下。また両軍地上部隊が大挙して橋を渡り、工業地域へ進撃した。またベルカ側も、両国の好戦派の将軍に報復兵器V1と引き換えに支援を要請。激戦の末、ラーズグリーズ隊とバートレット大尉の同時攻撃により実験施設トンネル内部にあるSOLGコントロールシステムの中枢部を破壊、V2の発射を阻止し完全に占領。またこの戦いの最中、好戦派のベルカのスパイであったハミルトンが戦死。

12月31日明朝、プログラム変更によりSOLGがオーシア首都オーレッドへ落下しつつあることがわかり、ラーズグリーズ隊に迎撃命令が下る。オーレッド湾にて、オヴニル隊、グラーバク隊の妨害に遭うも、これを全機撃墜。日の出と共に降下するSOLGを迎撃し破壊に成功。環太平洋戦争(ベルカ事変)の幕が閉じる。

2011年 

オーシア連邦議会にてハーリング大統領が、環太平洋戦争及びラーズグリーズの亡霊についての情報を2020年に公開すると発表。

2013年 

東部軍閥がエストバキア全土を統一、エストバキア内戦が終結する。

2015年 ACE COMBAT 6 

小惑星ユリシーズの落下による国土の荒廃から復興したアネア大陸のエストバキア連邦が、隣国エメリア共和国に侵攻を開始。

2020年 

オーシア政府が「ラーズグリーズの亡霊」に関する情報を公開する。

ACE COMBAT3、ACE COMBAT ADVANCE 

ACE COMBAT3、ACE COMBAT ADVNCEは世界観が別の為分割。

2015年 

巨大企業ゼネラルリソース、続発する反企業テロ対策のために警備部を設置する。

2016年 

ゼネラルリソース警備部がGRDF(General Resource Defense Force)に改変組織される。

2020年 

国家の枠組みが崩壊を始める。ゼネラルリソースのような多国籍企業体が、国家の規制を越えて拡大を続けた結果、産業や行政、軍事の中枢を握るようになる。こうした"企業による改革の波"は、まずユージア大陸で発生した。 ACE CONBATXがこの辺りと同じ。

2031年 

ゼネラルリソース傘下のITTCがエレクトロスフィア(Electrosphere)を提供する。

2032年 ACE COMBAT ADVANCE 

統合軍とGRDFが交戦、統合軍の活躍によってGRDFの脅威が減少する。(海外でのみ発売されたタイトルらしい)

ゼネラルリソース、「データースワロー(Data Swallow)」を提供。

2033年 

ゼネラルリソース、DOE計画スタート。次世代戦闘機ナイトレーベン(Night Raven)の研究開発を開始。

2038年 

この頃から成長をとげたニューコムとゼネラルリソース間の企業間紛争が激化。

2040年  

ニューコム、GRDFへ対抗するためNEU(Neucom Emergency Unit)を組織する。

UPEO(Universal Peace Enforcement Organization)、企業間紛争の抑止のためにSARF(Special Armed Response Force)を創設する。

フェイス・パーク地方のエキスポ・シティーにおいてニューコムがゼネラルリソースに対して攻撃を開始、大規模紛争が勃発する。UPEO代表ガブリエル・W・クラークソンはSARF投入を決定、両者の間に立ち、紛争を調停しようとする。紛争が激化する中、GRDF所属のパイロットアビサル・ディジョンが全人類の電脳化を呼びかけるテロ組織ウロボロスを組織する。ウロボロスの攻撃によってGRDF、NEUともに壊滅状態に陥る。しかし、最終的にはプレイヤーの活躍によりウロボロスもまた壊滅させられる。